そんなこと

罪悪感という最後の良心と共に。愚痴と正論の間を行き来しながら、自分を模索していくブログです。

素直になれってどういう意味だ

前に色んな人に言われたんだけど、どうしても理解できない言葉がある。

それは

「素直になれ」

という言葉だ。

 

どういう状態が素直なのか全然わからない。

 

私は自分の思うように生きている。

学生の頃は学費を親に出してもらっていたから、むしろその頃は素直じゃなかったかもしれない。親が行ってほしいと言う学校へ行った。

私は、他にやりたいことがあったけど、別に学校行ってても出来ると思っていた。学校から帰ったら、自分のやりたいことを思う存分、部屋にひきこもってやっていた。

学校を卒業したら働いたりした。そこから先はほぼ自由だった。親は自分とは違う職種には理解がなかったから、まともに職業を勧められなかったからだ。

 

私は今、自分の心の声に従って、素直に生きている。

 

私が「素直になれ」という言葉を聞いて腹が立つのは、

どう聞いても「服従しろ」に聴こえるからだ。

 

宗教の改宗を迫っているような。

戦争の捕虜に寝返りを命とひきかえに強要するような。

 

その言葉を発した人の、思う通りに動けと。

心から自分に従えと。

そう言っているようにしか聴こえないのだ。

 

私の気持ちは一切尊重されていないと思う。

もし尊重されるのなら、どの感情に対して素直じゃないのか指摘するところまでやってくれなければ、その言葉に意味はないだろう。

私が気づいていない自分の気持ちに素直じゃない、と言いたいのならね。

 

「素直になれ」という台詞そのものだけを言う人は一切信用していない。

 

もし服従で無いのならば、そこまで説明しろ。

みんな言葉の使い方が雑すぎるんだ。