盛大な勘違い
あの人のさりげない優しさにはやられる。
とにかくマメだ。
細かいところまで拾って気を配ってるのか自然にできてしまうのか、人が求めているものをさっと返してきてくれる。
誰に対しても優しいけど都合のいいように解釈して楽しむ。
多分誰に対しても優しいということは私も含まれているということだ。まったくもって都合がいい。
でも恋なんてそんなものだ。盛大な勘違い。それが恋だ。
騙されてるのを楽しまないと、映画が楽しめないのと同じ。
勘違いが勘違いを呼び、タイミングよく勘違いしあうのが恋愛というものではないだろうかと思う。
勘違いしてるって伝える方法が特にないのでここに書いてみたw
あ、ちがう。嬉しいというのを伝えたほうがいいかもしれない。
嬉しい。
そこに存在してくれてありがとう。
そして優しい人に育ってくれてありがとう。
元気をくれてありがとう。
生きる活気をくれてありがとう。
朝起きる時に恐怖や絶望を感じなくなった。
部屋を片付けないといけないなと思うようになった。その人を呼ぶわけではないけど、前提として片付いていないとそもそも誰も呼べないから。
その人に会えるわけじゃないけど、身なりをきちんとしないといけないなと思うようになった。
そういう存在がいるだけでもこれは奇跡としか言いようがない。
勘違いからそんな奇跡が生まれるのならいくらでも勘違いをすればいい。
※昔数カ月ごとに運命の人が変わる友人、居たなあ…。